シルバニアファミリーとは
シルバニアファミリーは1985年に壬生町おもちゃのまちで、お家と11種類の家具、9種類のファミリーで誕生しました。子どもから大人まで幅広く愛されるシルバニアファミリーは、シルバニア村に住むかわいらしい動物たちの人形で遊ぶおもちゃです。丸太小屋や村のベーカリー、雑貨屋さんや洋服屋さん。学校や病院などさまざまな建物が発売され、子どもたちを楽しませています。2004年には初めて照明付きのお家が発売されました。
家の中を明るく照らし、夕食の風景を再現して遊べます。2007年にはCMでお馴染みの「はじめてのシルバニアファミリー」が発売され、現在一番人気の「ショコラウサギファミリー」も登場しました。今でもたくさんのファミリーが発売され、トナカイ、ペルシャネコ、トイプードルや赤ちゃん忍者のような変わったファミリーもいます。
他にもハロウィンやクリスマスのような季節のイベント商品や、ピクニック用のワゴン、キャンピングカーなどの乗り物シリーズは人気です。2021年には発売35周年を記念したイベントも行われており、世界中で人気のおもちゃです。
こんなシルバニアファミリーは高価買取が狙える！
人気のシルバニアファミリーですが、子どもが遊ばなくなってしまうと保管スペースが必要になります。そのまま捨ててしまうのはもったいないですし、思い出のあるおもちゃなので必要な人に遊んでもらった方が嬉しいですよね？
そこでシルバニアファミリーの中でも、高価買取が期待できる商品を紹介します。生産が終了した商品や限定の商品は買取価格が高い傾向にあります。
■村のベーカリー
1987年にお店屋さんとして初めて登場した「村のベーカリー」はビンテージとしての人気が高い商品です。店主はリスの夫婦。お店のドアの看板は表側に「OPEN」裏側には「CLOSED」と書かれていて細かい気配りが感じられます。パンの他にもワインやドーナツ、ケーキなども置いてあります。
■グランドマンション
3階建てのマンションに、屋根裏部屋もある大きな建物です。広々としたテラスもついています。屋根裏からは屋上に上るハシゴがついていて、屋上で洗濯物が干せるように設計されています。こちらは廃番となっている商品なので、高価買取が期待できます。
■アイボリーウサギさんのソーイングショップ
ウサギと、ソーイングに使う道具や小物がセットになっています。机の引き出しの取っ手の部分がボタンのデザインになっていたり、毛糸やボタン、使用用途の違うハサミが2つも付属されていたりと細かい作りがファンの心をつかんでいます。2001年に発売された商品で、希少価値が高いです。
■イギリス限定ウェディングセレブレーションセット
2011年にはイギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃のご成婚をお祝いして作られた商品もあります。新郎新婦のウサギの名前がWillam&Catherineとなっています。
■記念商品や限定商品は買取価格が高い
15周年記念で発売されたお祭りの衣装を着たウサギや、20周年記念で発売された和服を着たウサギとネコの人形のセット。25周年記念で発売されたパンダとハリネズミはそれぞれ中国とロシアをモチーフにした衣装を着ています。他にも、トイザらス15周年記念商品や、地域限定や海外でしか販売していない商品も買取価格が高くなっています。
「汚れてる」「人形だけ」「付属品がない」こんな状態でも売れる？
シルバニアファミリーは食べ物や小物などの付属品の数も多く、子どもが遊ぶため完全な状態で保存していることは少ないと思います。もちろん箱あり、説明書付き、未使用品で売るのがベストですが、汚れていたり、付属品がなかったりしても買取することは可能です。
